2016年2月27日土曜日

日本、韓半島THAAD配備で「第2の朝鮮戦争」特需?~朝鮮戦争は米中の戦い、一番の被害者は我が民族

1:2016/02/25(木) 23:12:00.06 ID:
[円光(ウォングァン)大'韓中関係ブリーフィング']韓半島THAAD配備と'第2の6.25'気勢

この前おもしろい本を読んだ。日本の歴史学者、原朗(はら あきら)が書いた「清日・露日戦争をど
う見るか」だ。著者は同書で清日戦争と露日戦争が朝鮮の争奪をめぐる戦争であるから第一次・第
二次朝鮮戦争'と呼ぶのが当然だと言及する。正しい言葉だ。現在も北方四島(クリル列島)等国境
問題で葛藤のある日本とロシアは過去に激しい摩擦を体験した。

当時、日本は強大国ロシアの南下に備えて本土防衛のために大陸進出を選択した。だが、伝統大
国の清を日本がすぐ占領するのは無理があった。その前に大陸への踏み台を作る必要があった。
その踏み台が朝鮮だった。日本は朝鮮を踏み台として大陸に進出しそちらでロシアの南下を阻止
しようとした。そしてそのために私たちの土地で清、ロシアと戦争を起こした。結局、朝鮮を強制併
合した日本はこれを契機に東アジアの新しい盟主に浮上した。

私たちの痛み、外勢の喜び、'6・25'(朝鮮戦争)

戦略的価値が非常に高い韓半島とこれを占領するための外勢、これらによって私たちの土地が戦
場になった歴史は再び繰り返された。韓半島の悲運は1950年6月25日に発生した。'6・25'(朝鮮
戦争)は明らかに民族相討ちの悲劇に違いない。しかし、その実体は米国と中国の戦いであり、私
たちは以前と同じように私たちの土地で外勢に翻弄されたのだ。(中略:状況説明)

第一・第二次朝鮮戦争と同じように6・25もやはり最大の被害者は我が民族だった。全国土が疲弊
し、数百万の人命が理念対立のスケープゴートになり、現在までも世界唯一の分断国家として残る
ことになったのだ。反面、直接戦争した米国と中国は各自所期の目的を達成した。(中略)
また、6・25特需の最大受恵者として日本は省けない。敗戦後の日本の経済は1920年代水準に後
退し敗戦による被害意識など最悪の沈滞期に陥っていた。この時、発生した6・25は日本が廃虚か
ら抜け出す千載一遇の機会であった。

当時、米軍は韓半島から遠くない日本に兵たん基地を大挙設置して軍需品の補給を受けた。これ
を通じて日本は米国の優れた技術をただで習えたばかりか、米軍に軍需品を販売する代価として
ものすごい金額を稼いだ。これは戦後疲弊した日本経済に大きな活力をもたらし、この'漁夫の利'
を通じて日本は経済大国へと向かうことができたのだ。よほどでなければ当時、日本の総理だった
吉田茂が6・25を'天佑'(天の助け)と言うだろうか?

再びふくらむ'第二次6・25'の影

(中略:THAADの配備で中国の経済制裁を受ける可能性がある)
私たちの現在の貿易状況は日本にお金を捧げて中国から稼いでいる。それでも中国からさらに多
く儲けて全体的に貿易黒字を出している。このような状況で中国がサード配置に対する制裁で私
たちに経済的な圧迫を加えれば相当な打撃を受けるだろう。中国観光客の入国禁止、中国内反
韓感情の激化で韓国製品の消費急減などの経済的被害をこうむる可能性もある。

経済制裁よりもさらに恐ろしいのはサード配置に行くほど激化している米国と中国の力比べだ。こ
のような状況が続けばいつか武力衝突に発展する可能性もある。あたかも60年余り前の韓半島を
めぐる状況のようだ。もし戦争が起きれば、再び外勢は私たちの土地で私たちの民族を前面に出し
て戦うだろう。もちろんこの戦争を通して外勢は各自、所期の目的を達成し、日本は再び'第二次
6・25特需'で好況を享受することになるだろう。私たちには戦争のみじめさだけが残るだろう。

私たちの土地をめぐる外勢の強圧とやむを得ない選択、真の自主を享受するのは恐らくさらに遠
い将来のことであろう。だが、現段階で私たちは、できる限り自らを縛り付ける愚かさを犯してはなら
ない。

イム・サンフン円光大教授

ソース:プレシアン(韓国語) 日本、韓半島サド配置で'第2の6.25'特需?
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